2006/03/08

『Firefox』の拡張機能を紹介(下)

『Firefox』の拡張機能を紹介(下)
  コンテンツを見せもしないうちから、こちらのデータだけちょっとばかり知りたがって登録を求めてくるようなサイトには、みんなうんざりしている。「統計処理に用いるデータ」を全部でっちあげるのも、なかなか骨が折れる。だからこそ、『BugMeNot』(バグミーノット)が、Firefox拡張機能の中でも最大級の人気を保っているのだ。これを使うと、強制的な登録を回避するシステムを提供している同名のサイトを自動的に利用でき、わざわざこのサイトを訪れてデータベースに問い合わせする手間をかけずにすむ。  この拡張機能をインストールすれば、人気のあるウェブサイトのほとんどで、ログインフォーム上で右クリックするだけでプラグインがBugMeNotを呼び出し、既存のユーザーから提供されている使用可能なユーザーネームとパスワードを探し出し、ログインさせてくれる。  実は、BugMeNotが機能するのは登録制の無料サイトだけには限らない。有料サイトや購読契約が必要なサイトでも閲覧できてしまう場合もある。だが、これはやってはいけない。泥棒になってしまう。